「賢い家づくり勉強会」(2018年5月26日開催)の様子(その5)を投稿します。

マイホームの2020年基準をご存知ですか?

おそらくほとんどの方が知らないのではないでしょうか?

実は国が定めた新たな省エネルギー基準で、
2020年以降は、この基準を満たさなければ建築を認めないということになるのです!
つまり義務化です。

ここで注意しなければいけないのは、悪徳業者のささやきです。
例えば「2020年になったら建築コストが上がりますよ。それまでに今の基準で建てた方がお得ですよ」
などと言ってくる会社は要注意です。

何故ならまず、建築のコストは確かに少し上がりますが省エネの住宅です。長期的にみれば月々のランニングコストで費用は逆転します。
そして、万一家を手放さなければいけなくなった時の資産価値が全く違います!

また、政府はさらに2030年には新築住宅の過半数が「ネットゼロエネルギーハウス」(ZEH) になることを目指す、と閣議決定しています。
さらに良い住宅会社はその先の基準で既に家を建てられる技術を持っていますので、ぜひZEH(ゼッチ)登録業者で家を建てられることをお勧めします

高気密・高断熱住宅の性能を見極めるにはどうすればいいでしょうか?

クルマなら燃費や馬力などの数字で性能が判断できるように、家の性能も数値で確認することができます。
例えば断熱性能はQ値、UA値という性能値で良し悪しが分かります。

なので住宅会社と話する時には「UA値はいくらですか?」と、チラッと質問してみてください。

もし答えられなかったら論外です(笑)
そして、数値は小さければ小さいほど高性能ということになりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。