私が得てきた経験の中で培った成功に必要な考え方(=マインドセット)が数々あるのですが、その中でも特に私が経営において重要と考える4つの要素をお伝えしたいと思います。
ビジネス成功に必要な4つの考え方
一 「三方よし」精神を忘れるな
「三方よし」とは、売り手よし 買い手よし 世間よしという考え方です。
ともすれば自分さえ良ければと、知らぬ間に自己中心的に陥るのが人間の姿とも言えるのですが、やはり自己中心でわがままな
人間は最終的には人望を失い、嫌われてしまいますよね。
ビジネスも同じです。
お客様に喜んでもらいたいと一生懸命働き、業績が上がって儲かりだすと、初心を忘れ、いつの間にか従業員は儲けさせてくれる道具と化し、従業員のやる気も失せ、その結果提供する商品やサービスの質は低下し、業績は下降線をたどります。経営者だけがよい自己中心的な経営では長期的な繁栄は望めません。
お客さまに喜んで頂き、従業員一丸となって仕事に誇りを持って働いてもらうにはどうすべきか、そして社会のためになるようなビジネスを行うことが経営者の責任です。またそういう経営をして利益が上がらないはずはありません。
「三方よし」は近江商人の活動理念として有名ですが、
商人すべてに必要な考え方です。
また、近江商人の商売十訓も、商人はかくあるべきという姿を示したものです。
近江商人の商売十訓
一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
二、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
三、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
四、資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
五、無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
六、良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
七、紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
八、正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
九、今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
十、商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
いかがでしょうか?あなたのビジネスが停滞しているとすれば、
これらの何か忘れていないかチェックしてみてください。
二 「教育とコミュニケーション」こそ最重要課題
人間同士のトラブルの原因はすべてミスコミュニケーションから
夫婦間、友人間、職場の人間関係などすべての場面において、トラブルに発展するは、相手の考えていることが理解できないことが原因です。
トラブルの始まりは、、、
「なんであの人はいつもああいう態度なんだろう」とか
「あの人の言うことの意味が分からない」とかだったりしませんか?
でも、よくよく聞いてみると「なるほどそういうことか」と理解できることも少なくありません。
つまり、お互い意思の疎通が出来ていればなんの問題もないということが、
コミュニケーション不足から誤解などが生じてトラブルになったりすると私は考えています。
ビジネスにおいては、社長の考えや会社の理念が従業員すべてに浸透し、
「自分は何のためにこの仕事をしているのか」が明確で、仕事に誇りと喜びを感じてこそ、個々の力を十分に発揮して頂けると考えます。
従業員同士の横の連絡、上司と部下との縦のコミュニケーション、
風通しのよい環境と社員がイキイキ働き満足できる会社を作ることが業績をアップするための一番の近道であると確信いたします。
私は、「教育とコミュニケーションは全ての業務に優先する」ということを、
これまでも経験から強く感じ、この大切さを伝えています。
社名が「教育経営コミュケーションズ」である理由もお分かり頂けると思います。
教育業界、住宅業界、ホテル旅館業界等、 様々業種での経験から
様々な人材育成を全面的に当事者として支援をお約束いたします。
三 「おもてなし」のこころこそ最強
『おもてなし』とは、日本人の特徴を一番表している『和を 以て 貴しと 為す』に通じる、相手に寄り添い思いやる心を持って行動することです。
準備段階からお会いする相手のことを思い、
自分がお客様のために何ができるのかを考えて行動すること。
そして、お客様にとって望外の心配りが感じられれば、「大切にしてもらっている」ことを実感し、あなたとのご縁をずっと大事にしたいと思われるのではないでしょうか?
これは、お客様に対してだけではありません。
社員同士でも、社長と社員でも、あなたが関わる場すべてにおいて、相手に寄り添い思いやる心を持って行動する「おもてなし」のこころがあれば、どうでしょう。
もともと、私たち日本人は、「和を以て貴しと為す」の言葉に集約されるように、相手の心に寄り添い、○○する事で相手に何を為すのかを常に心の軸に据えて生きる「おもてなし」の国民なのです。
そして、社長と部下という上下関係でなく、そこで働く従業員の家族まで含めて一蓮托生で生きている大家族主義的な考え方と経営こそが、本当の成功へと導かれる私は確信しています。
「おもてなし」が見直され、日本式おもてなし経営スタイルが世界のスタンダードとなることを願ってやみません。
私と一緒にその潮流の起点となっていきませんか!
四 「成功する人は、例外なく女性の力を知っている」
ビジネスで成功するには、女性心理を知らなければならないと聞いたことがあるかと思います。
なぜなら、主婦であれば日々の会計を担当していることが多いだろうし、
男性がお金を使う場合でも、女性を食事に連れて行ったり、プレゼントをするときは財布のひもが緩みます。
このようにお金の動きと女性は切っても切れない関係です。
また、女性は子供を産み育てるという機能を神様より授かっており、
その特徴として、同時にいろいろなことを考え処理できる能力があります。
そして、すべての人間はすべからく女性から生まれてきています。
わたしは、女性のほうが男性よりいろいろな面でポテンシャルが高いと感じており、女性の力なくして何も成しえないとさえ思っております。
経営においても、商品やサービスを考える場合でも、女性の力は欠かせません。
むしろ積極的に女性に参画してもらわなければならないのです。
しかし、
女性は右脳的発想で、抽象的、感覚的など表現をされることが多いですが、男性は左脳的で、論理的、直線的で結果重視といった側面があり、ここでもミスコミュニケーションが発生することがございます。
ミスコミュニケーションを起こさず意思の疎通をし、女性の力を十分に発揮して頂くためには、まず女性心理を理解しなければいけません。
私はサラリーマン時代、私の知らないところで、数名の女性従業員が社長に直談判してくれたおかげで、管理職に抜擢された経験がございます。
対応エリア
全国(特に近畿・関西一円 兵庫、大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、三重)